2017-10-28 意思表示 権利関係 権利関係(宅建合格講座) 意思表示/権利関係 意思表示とは、契約の成立などを目的として、自分の意思を相手に表示することです。たとえば、売主が「売ります」という意思表示に対して、買主が「買います」という意思表示が合致する必要があります。 意思表示に出てくる内容には、詐欺、強迫、虚偽表示、心裡留保、錯誤、公序良俗違反があります。①詐欺 詐欺による契約は取消すことができます。重要:しかし、善意の第三者には「対抗できません」。②強迫 強迫による契約をした場合、取り消すことができます。重要:強迫による取り消しは、善意の第三者に対しても「対抗することができます」。③虚偽表示 例えば、土地の所有者が差押えを免れるために、友人と示し合わせて、売買があったかのように見せかけて、、移転登記するような場合です。これを虚偽表示といいます。 「虚偽表示は当事者間では常に無効です。」重要:虚偽表示による無効を善意の第三者には対抗できません。④心理留保 相手が悪意または有過失の場合、無効です。⑤錯誤 錯誤とは勘違いのことです。 錯誤による無効を主張するには要件があります。1と2の要件を満たす必要があります。 1、契約の重要な部分に、勘違いがること。 2、勘違いをした者に、重大な過失がないこと。⑥公序良俗は無効です。 善意の第三者にも対抗(主張)できます。 宅建WEBスクールはこちら>http://www.takken-agent.com